2025年11月の話になりますが、2025年5月以来、またABUキャンプフィールドでキャンプを楽しんできました。
子供たちの夏休み期間中に、ABUキャンプフィールドに行くために予約をしていたのですが、子供の予定が入ったため泣く泣くキャンセルをして、10月に山口県大島郡周防大島町の八代島の少し南にある沖家室島(おきかむろじま)の沖家室シーサイドキャンプ場に行く予定をしていました。
しかし、またもや、直前で子供の予定が入ったためキャンセルをしました。子供が中学生や高校生になると学校の予定や部活で忙しくなるとは聞いていましたが、予想以上でした。
そんなことが、連続して続くと、「キャンプを予約すると、子供の予定が入るかもしれない」と疑心暗鬼になり、しばらく様子見をしていました。
その後も、学校から配布される予定表を穴が空くほど眺め、子供たちに「先生からなにか言われてない?」と何度も確認して、子供たちの怪しい記憶を疑いながらも、再びABUキャンプフィールドを予約して、今回のキャンプとなりました。
今年はクマの出没が気になるキャンプ事情
毎年、夏から秋の初めにかけてのキャンプは朝晩の気温が涼しい十種ヶ峰オートキャンプ場や秋吉台家族旅行村に行っていました。特に十種ヶ峰オートキャンプ場は真夏でも1日を通してツクツクボウシが鳴いており、朝晩は羽織るものが欲しくなるぐらいの涼しさでお気に入りのキャンプ場でした。
ただ、今年は日本各地でクマの出没が相次いでおり、また、十種ヶ峰はツキノワグマが生息しているそうなので、海が近いキャンプ場なら大丈夫なはず!と信じて、秋以降は山の中にあるキャンプ場を避け、海に近いキャンプ場を選んでいます。
ただ、2024年7月に山口県山口市秋穂で「クマが海から上がってきた」という目撃情報が報道されていました。また、広島県尾道市にある離島「百島」では、数年前からイノシシの被害が深刻化しています。
本来、百島にはイノシシがいなかったようですが、本州から泳いで渡ったのではないかと推測されており、この感じだと、クマやシカも泳げるかもしれません。海に近いキャンプ場も油断できない気がしてきました。
クマに限らず、イノシシやシカ、サルなどが住宅地に出没する問題が、近年、頻繁に報道されているような気がします。また、それに伴い、農作物への被害も増加傾向にあるのかもしれません。
野生動物が人間の生活圏に近づいているのは、里山が減ったからなのか、猟師が減ったからなのか、環境問題が影響しているのか、はたまた、それらが複合的に絡んでいるのか、様々な要因があると思います。
そのため、すぐに解決するような問題ではないように感じています。
とはいえ、せめて全国的なクマ問題が落ち着くことを願いつつ、不安は尽きませんが、離島にはクマがいないという言葉を信じて、今後、タイミングが合えば、泣く泣くキャンセルした沖家室シーサイドキャンプ場に行ってみたいと考えています。
いつまで経っても家族でキャンプ
家族でキャンプを始めた頃は、子供たちが中学生になれば親とのキャンプを嫌がってついてこなくなると考えていました。しかし、今でも嫌がらずについてくるため、家族で楽しむことを前提にキャンプの予定を組んでいます。
とはいえ、ここ数年は子供の成長とともに忙しくなり、家族で予定を合わせてのキャンプが難しくなりつつあります。
しかし、子供たちが嫌がらずについてきてくれる間は、なんとかスケジュールをやり繰りして家族でのキャンプを楽しみたいと考えています。
ただ、子供たちがキャンプについてくるとはいえ、キャンプ中はスマートフォンを触っているか、携帯ゲーム機で遊んでいるかのどっちかです。「珍しく携帯ゲーム機で遊んでいるなぁ」と思ったら、スマートフォンを充電中という感じです。
僕もキャンプ中はスマートフォンでブログを書いていることが多いので偉そうなことは言えませんが…
キャンプ中でも氷河期世代は1秒たりともデジタルデトックスできていませんが、デジタルネイティブ世代も1秒たりともデジタルデトックスはできていません。
手間をかけないキャンプ体験
キャンプを始めた頃は、コーヒーミルでコーヒー豆を挽いたり、段ボール燻製機でソーセージやチーズの燻製を作ったり、ハンモックに挑戦したりしていました。
しかし、次第にそんな過ごし方は過去のものになりました。「キャンプはとにかく忙しい」でも触れましたが、ブログのタイトルが語るように、キャンプ中はとにかく忙しいのです。
13時頃にチェックインして、テントの設営を始めますが、テント内にシートやインナーマット、寝袋、冬ならヒーターなどを設置していると、気がつくとチェックインから2、3時間が経過していることもしばしばです。
次にテントの外に棚やテーブルを設置して、家族分の椅子を組み立てて、ウォータータンクに水を入れ、焚き火台や焚き火シート、陣幕、トライポッドなどを準備していると、すでに夕食の時間が迫っていたりします。
テントの設営は家族で協力して行いますが、1秒たりともゆっくりしている時間はありません。コーヒーミルを取り出す頃には、すでに外は真っ暗です。
「今からお湯を沸かして、コーヒーミルで豆を挽くのは面倒だ…」となり、スマートフォンを片手にキャンプ場に設置されている自動販売機に向かいキャッシュレス決済で缶コーヒーを買ってしまうということが増えました。
おしゃれなキャンプは無理だった
これは、僕の勝手な思い込みかもしれませんが、「おしゃれなキャンプ」を目指そうとすると荷物が増えるような感じがあったので、荷物を減らす目的もあり、また、限られた時間の中で少しでもなにもせずに過ごす時間を増やすために、徐々に「手を抜くキャンプ」に向かっていきました。
「手を抜くキャンプ」を目指して色々試した結果、食料はキャンプ場近くの道の駅やコンビニなどで購入するようになり、また、食事もおにぎりやパン、レトルト食品、カップ麺がメインになりました。
今回のキャンプでの食事は、キャンプ1日目の昼食は行く時に立ち寄ったコンビニで買ったおにぎり、夕食は袋麺、2日目の朝食は「道の駅阿武町」で買ったパン、昼食はカップ麺でした。いつでも食べられるような内容ですが、キャンプ場という非現実的な空間で食べるだけでもなかなか楽しいものです。
いつもは冬のキャンプは「寒い、疲れる、行きたくない」と感じることが多いのですが、2025年11月のABUキャンプフィールドでのキャンプは予想以上に楽しかったこともあり、2026年のキャンプ始めもABUキャンプフィールドでのキャンプを予定していました。
2026年のキャンプ始めはABUキャンプフィールドでした
2023年、2024年、2025年のキャンプ始めは「大原湖キャンプ場」でしたが、冒頭のように、去年の秋頃から、全国的にクマの出没が増加したため、十種ヶ峰キャンプ場や大原湖キャンプ場のような山の中にあるキャンプ場を気持ち的に避けるようになりました。
また、2025年10月に大原湖近くの山口県徳地でクマが立て続けに2回目撃されたこともあり、「山の中より海に近いキャンプ場のほうが安全な気がする」という思い込みに従い、2026年のキャンプ始めとして、1月4日、5日にABUキャンプフィールドに行ってきました。
と、言いたいところですが…
キャンプ場に向かう数日前から天気予報を眺め続けていましたが、当初は雨だった予報が晴れに変わり喜んでいたものの、キャンプ場周辺の風速が3m/sから8m程度の予報でした。5m程度までならそこまで不安は感じませんが、8mを超えると不安が大きくなります。
結局、キャンプ場に出発する当日まで、日本気象協会、ウェザーニュース、NHKニュースなど、様々な天気予報を眺め続けましたが、それぞれの予報の差が大きく、きっとなんとかなるだろうという判断で現地に向けて出発をしました。
車での移動中は萩市に近づくにつれて、雪や凍結への不安は感じたものの、風に対する不安は感じず、道の駅阿武町に着いた時点でも、いつものようにキャンプを楽しめそうな雰囲気でした。
海からの風がすごかった
しかし、キャンプサイトに入った途端、状況が一転しました。海から強烈な風が吹き続けており、とてもテントが設営できる状態ではありませんでした。海から遮るものが何もなく、通常より強く感じた可能性はありますが、素人感覚で、風速は10m以上のような印象でした。
それでも、「自宅から1時間以上かけてやってきた」という思いと、キャンプ場に支払った利用料金という埋没費用(サンクコスト)に抗えず、風が収まった瞬間を狙ってテントを設営しようとしたのですが、設営中に風が再び強くなり、家族4人でテントが飛んでいかないように押さえるだけで精一杯の状態になりました。
しばらく動けないまま、どうしたものかと考えていたところ、たまたま隣のキャンプサイトの方に手伝っていただき、テントだけはなんとかペグで固定することができました。
ただ、その後も風に押されて変形するテントを眺めながら、翌日の天気予報なども確認して、苦渋ではありましたが、キャンプを断念することにしました。今回ばかりは、埋没費用になんとか抗い「安全」を選択できた自分たちを褒めたいと思います。
キャンプ場の帰りに「うどんのどんどん 唐樋店」で食べた「とり天みぞれうどん」の温かいとり天が傷ついた心に染みました。
とはいえ、瀬戸内海の波のない穏やかな場所で暮らす僕にとって、サスペンスドラマの犯人を追い詰める場面を彷彿とさせる冬の日本海のヤバさを実感させられる体験になりました。
ただ、あとから知ったのですが、この年末年始の大原湖キャンプ場は、例年と異なり、2025年12月29日から2026年1月8日まで休業だったようで、どっちにしても、毎年楽しみにしていた大原湖キャンプ場でのキャンプ始めは無理だったようです。
最後に
夏は暑いし、冬は寒いし、テントは重いし、物音で目は覚めたりするし、設営した半日後には片付けなきゃいけないしと、僕のなかでキャンプ場に行く日が近づくと、「キャンプを楽しみたい!」という思いと、「キャンプより家が好き」という気持ちがせめぎ合っています。
可能なら毎回、ハットやケビン、コテージを利用したいのですが、そこは利用料金とにらめっこといったところです。
ただ、大原湖キャンプ場のケビンの場合、台所やお風呂、エアコン、テレビまで完備されており、あまりにも便利すぎて「キャンプに行ってきた」と言うことに罪悪感を感じるほどです。
そんなことを思いながら、1泊2日の不便を体験することで、日常の便利さを噛みしめるという「足るを知る」キャンプをこれからも楽しんでいきたいと思います。





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