ハンドメイドイベントに出店する方法

2023年07月15日
2024年02月26日
ハンドメイドイベントに出店する方法

記事内に「Amazon」へのリンクが含まれていますが、アフィリエイト設定は行っておりません。

昨今、正社員に対して副業、兼業を認める企業が増えています。それにより、趣味としてやっていた製作、創作活動でハンドメイド作家を始める方が増えているようです。

また、2020年から始まったコロナ禍により、全国的に様々な行事、イベントが中止になっていましたが、2023年5月8日以降、新型コロナウイルスが5類感染症に移行したことで、行事、イベントが再開傾向にあり、コロナ禍で激減していたハンドメイドイベントが再開されることが予想されます。

ハンドメイドイベントへの出店するには商品の製作費用、出店料を除くと「タープテント」「椅子」「テーブル」があれば出店する事ができ、比較的初期費用を抑えられることも魅力の1つです。

ハンドメイドイベントへの出店

ハンドメイドイベントは大きく、企業が主催のイベントと、有志が主催のイベントに分けられます。

企業が主催のイベントは各ブースのサイズが小さく、両隣のブーストの隙間もほとんどないなど窮屈感を感じるがあります。また、有料の場合が多いですが、机、椅子などの備品の貸し出しがあるため、イベント会場へ持ち込む荷物を減らすことができます。

企業が主催のイベントの出店料は、有志が主催のイベントに比べて高額になる事が多いですが、会場が行きやすい場所だったり、開催日までCM、SNS、Webサイトを介して積極的に宣伝活動が行われることが多く、集客が期待できます。

ただ、有名なハンドメイドイベントであっても商品が売れるかどうかはなんとも言えず、出店者の期待が高い分、ほとんど売れずにがっかりすることもあります。

有志が主催のイベントは、企業が主催のイベントに比べて出店料が安い場合が多いですが、開催当日まで宣伝活動が行われますが、イベント用のWebサイトを持っていなかったり、全文検索能力が乏しい「Instagram」のみでの広報活動だったり、集客が期待できない場合があります。

最初は地元のハンドメイドイベントから

ハンドメイドイベントに出店し始めた頃は、他のブースがオシャレに見えたり、他のブースを参考に什器を買い揃えたりするため、売り上げ以上に何かと経費が増えがちになるため、出費を少しでもを抑えるため、近隣のイベントに出店することをおすすめします。

また、近隣のイベントに出店することで、地元のハンドメイド作家と知り合う機会が増え、地元のイベント情報を得る機会が増えます。ハンドメイドイベントは作家同士が共同で開催している場合も多く、地元のハンドメイド作家と知り合うことで、地元の様々なイベントへの出店の機会につながります。

何度もハンドメイドイベントに出店し、試行錯誤していると「最初は1,500円を売るのが精一杯だったけど、最近は1万円ぐらいなら売れるようになってきた」と感じる瞬間があります。そうなった頃に「旅行ついでに」「宣伝ついでに」ぐらいの気持ちで、遠方のハンドメイドイベントへの出店を検討しても良いかもしれません。

また、様々な理由によりハンドメイドイベントへの出店が難しい場合は、まずは「minne」「メルカリ」などでの販売を始めてみるの選択肢の1つです。

複数の支払い方法を用意する

ハンドメイドイベントでは、来場者は出店しているハンドメイド作家の商品の購入を目的にしていることが多く、また、ハンドメイド作家によっては現金での支払いしか対応していないこともあり、目当ての作家以外の商品が気になっても購入につながらない場合があります。そこで、クレジットカードなど、現金以外での決済方法を準備しておくことをお勧めします。

来場者は「ハンドメイド」のファンであり「好みのものがあれば購入したい!」との気持ちでハンドメイドイベントに来ていることが多く、「現金以外でも購入できる」と思ってもらうことは、とても大切です。

最近では、スマートフォンやタブレットに、Bluetoothで接続できる決済処理用端末を販売している決済サービス業者も多く、不測の事態に備えてモバイルバッテリーを用意することで、安心してイベントに出店することができます。

制作時間を確保する

本業があるハンドメイド作家は自分の空き時間に製作活動を行いますが、製作時間、材料費なども考慮すると、見えないコストが増えがちになります。例えば「時給1000円として、3時間で制作したから材料費などを含めて4,000円で販売!」と考えても、そんなに簡単に売れるものではありません。

だからと言って、他のハンドメイド作家より安く販売すれば良いというわけではなく、商品に「他では買えない」との付加価値を意識するとともに、作り直す回数を減らす、毎回同じ品質で制作するなど、経験と慣れが必要になります。

経験や慣れはハンドメイド作家ごとに異なるため、自分なりのやり方を見つけることが大切になります。

記事内に「Amazon」へのリンクが含まれていますが、アフィリエイト設定は行っておりません。

この記事を読んでいる人はこんな記事も読んで欲しい